🎤2020年7月26日礼拝説教『あの預言者』(音声30分+説教要旨)

講解説教 ヨハネによる福音書7章 第5回
説教者: 白鳥 彰 牧師
聖 書: ヨハネによる福音書 7章40~52節

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7月26日説教要旨

本日のキーワード:しるし、対立、ゆるし
しるし(セーメイオン)が書かれたのは、私たちがイエスは神の子であると信じるためであり、また、
信じてイエスの名により命を受けるためである。
他の福音書で「しるし」という言葉が出てくる箇所
律法学者やファリサイ派の人々「先生、しるしを見せてください」
  →イエス 「予言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない」
ヨナのしるしとは・・・
神さま「ニネベ(大都市)に行き、悔い改めよ、と伝えなさい」
ヨナ 別の場所に行こうとする→嵐が起き、大魚に飲み込まれる→改心・信仰告白→陸地に戻る→ニネベに行き「ニネベの都は滅びる」と伝える
ニネベの人々 断食をして悔い改め、神に祈願
神さま 宣告した災いをくだすのをやめられた
ヨナ 「神が恵みと憐れみの神であり、忍耐深く、慈しみに富み、災いをくだそうとしても思い直される方である」と知っていたのに、神さまがヨナにニネベの人々に神の言葉を知らせることを強いられたことに不満
  →神にとうごまの木を与えられ喜ぶ→とうごまの木が枯れて怒る
神さま「お前は、自分が育てたわけでもないとうごまの木が枯れたからといって惜しんでいるが、わたしが12万人と無数の家畜がいる大いなる都ニネベを惜しまずにいられるであろうか」
《十字架の出来事は、神さまが独り子であるイエス様を私たちに与えて下さった大いなるしるし》

対立(紛争・分裂 スキスマ)7:43
「この人はキリストだ」「この人はあの預言者だ」⇒キリスト論争・キリストとは誰か
同じしるしを見ても、色々な考えが起こる→議員たちの中でも対立が起こる

神さまがイエスをこの世に与えられたことで、私たちに「愛する力」が与えられました。
イエスの喜びが私たちの内に満ち溢れているから、私たちは互いに愛し合うことができるのです。
苦しみの中にある時、憎しみが増殖してしまうことがあるかもしれません。
しかし、私たちはゆるすことができます。私たちは、神さまの満ち溢れる愛の中に生きているのですから、
どんな対立も乗り越えていくことができるのです。