礼拝
礼拝は、私たちの教会が最も大切にしている集会です。
神さまに祈りを捧げ、神さまを讃美して、聖書を読んで、聖書のお話しを聴きます。
私たちは聖書の言葉を神さまの言葉と信じていますので神さまの言葉を読んで(聴いて)その解き明かしを通して、ご一緒に「信仰・希望・愛」を考えます。
礼拝の順序と解説
◇「前 奏」 :礼拝は前奏から始まります。黙祷しつつ静かにお待ちください。
◇「招 詞」 :司式者により、始まりで詩編117篇が告げられます。教会は、主イエスの招きを意味します。その招きが力強い讃美で始まり、恵みあふれる感謝の讃美で終わることを告げているのがこの招詞です。
◇「讃 詠」 :奏楽に合わせて、讃美歌545番の曲を歌います。
◇「主の祈り」:祈りの中で最も基本的なもので、礼拝では讃美歌564番の讃詠(主の祈り)を一緒に朗読します。
◇「讃美歌」 :神を讃美する歌です。嬉しいことがあるにつれ、また悲しいことがあるにつけ歌い続けていく時、その人の人生は必ず祝福されたものとなることでしょう。
讃美歌には「讃美歌」「讃美歌第二編」「讃美歌21」の3種類があって、この中から選ばれて、礼拝と集会で歌われます。
◇「交読文」(讃美歌の後ろのほうに交読文があります) :詩篇などを司式者と会衆が交互に唱和することを通じて命の充満を相互に共有しあいます。
◇「祈 祷」 :私たちの願いだけではなく、神のみ旨がなるように、社会のため、人々のため、この時代のため、教会のために司式者が祈ります。最後にアーメンと声を合わせますが、「本当にそうなりますように」という意味です。
◇「使徒信条」:私たちの信仰の内容を言い表した信条(基本的な教え)です。讃美歌566の歌詞をかみしめて唱和します。
◇「聖 書」 :聖書は大きく旧約聖書と新約聖書に分かれています。聖書は永遠のベストセラーと呼ばれます。この聖書によって絶望の淵から救われた人も少なくありません。
◇「説 教」 :この聖書が、それぞれの人生の悩みや困難に指針を与えることを願い、現代の世界状況や教会史と照らし合わせつつ、解き明かされるのが、説教です。プロテスタント教会が代々重んじてきたもので、それによって聖書の意義はより深まり、私たちの生活に生かされるでしょう。
◇「献 金」 :この始まりは、旧約聖書時代のイスラエルの民が、自らの人生・生活が今こうしてあるのは神さまの特別な見守りと導きによるとして、感謝の供え物をしたことに由来します。献金は各人の自由とし、献金をされなくても構いません。金額についても自由です。
◇「報 告」 :教会の集会、行事、教区などに関する報告・予告の他、会員の消息を知りあうことで、お互いの交わりを豊かに、確かにするものです。
◇「建設綱領(辻堂教会生活綱領)」 :辻堂教会独自のもので、一人ひとりが日常生活で心掛け、信仰が導かれるよう6ケ条を唱和します。
◇「頌 栄」 :讃美歌542番を、すべてのことが神の栄光を顕わすよう歌います。
◇「祝 祷」 :人知を超えた神の祝福があたえられることを願う祈りです。最後に「アーメン」を一同で唱えます。

聖餐式
イエス・キリストが十字架にかかり、私たちの罪を許してくださったことを記念して、キリストの体としてのパンと、キリストの血としてのブドウ酒(ブドウ液)を分かち合うもので、キリスト教会では、代々、命の根源的な交流の時として、とても大事にしています。当教会では、クリスマス(降誕日)、イースター(復活日)、ペンテコステ(聖霊降臨日)、世界聖餐日に聖餐式を行っています。当教会では、この聖餐を意義深く受けていただくことを願い、洗礼を受けておられる方に分かち合っています。洗礼を受けておられない方、幼児洗礼のみの方は、しばらくの間、共にお過ごしください。

洗礼式(バプテスマ)
信仰生活に入るために、イエス・キリストへの信仰を体で表す神秘的な象徴行為(それをサクラメントと言います)です。水を浴びるところがその頂点ですが、それは神様の息吹の働きを感じる瞬間でもあります。人生に一度しかバプテスマを受けることができません。その点は聖餐というサクラメントと違います。